幻想熊日記

ニューヨークの富豪青年であるクレイトンは、心臓に原因不明の疾病を抱えていた。心臓移植しか助かる道は無いと、主治医で友人でもあるジャックに宣告されているのだが、血液型が珍しいためになかなか提供者は現れなかった。
私生活では、婚約者であるサマンサとの交際は順調であるものの、母親との確執のため、なかなか結婚に踏み切れないでいた。
そんなある日、唐突にクレイトンの血液型に一致する心臓が見つかり、直ちに移植手術を受ける事になる。だが全身麻酔を施されたクレイトンは、意識と感覚だけが残る術中覚醒と呼ばれる状態に陥った。

今朝、通勤途中の駅で松葉杖で歩いている人を見ました。かなり若い男性で、足を骨折か何か怪我をしている様子。両脇に松葉杖を抱えて歩いてました。この混雑した時間帯に無謀だなあと思っていたけれど、その人は巧みに松葉杖を使いこなしていて、階段も普通の速さで降りていました。
運動神経が随分いいんだなとか思ってると、今度は下りエスカレーターへ乗りました。エスカレーターは高さや角度も違うし、何より咄嗟に手すりに掴まれないから危ないだろうと思っていたのだけど、下のホームに電車が到着するや否や、その人は尋常じゃない速さでエスカレーターも駆け降りていきました。これ一歩間違ったら死んでもおかしくないだろ、とひやひやしながら見ていました。その人は無事に電車に乗れたようだけど、怪我をしててもやっぱり駆け込み乗車は良くないよなあ。まさか、そのせいで負った怪我ではあるまいな。

今朝の通勤途中でのこと。
乗換え駅の中を歩いていた時、ふと前を歩く女性に目が止まりました。その人の着ているブラウス、首の所から値札タグが飛び出してる……。教えてあげた方がいいのかなと思ったものの、いきなり見知らぬ人に「値札ついたままですよ」とか言われるのもどうなのかな。下手に関わったせいで事件にされるとかリアルでありそうだから怖いし、何よりもう次の電車が来そうだからスルーしておきました。
でも不思議に思うのだけど、ああいう位置にタグが付いてるのに、着る時に気付かなかったのだろうか。

今日の昼休み。昼御飯は何にしようかなとぶらついていた所、前はよく通ってたある店のランチで長らくやっていなかった金目鯛の煮付けが復活しているのを発見、早速入って注文しました。
美味しい煮魚を外食で手頃な値段でというのは滅多になく、ましてや金目鯛なんて本当に珍しいのです。それを久し振りに食べられたのは心底嬉しい。味も変わってなかったし、よく分からない付け合わせも一緒。なんだか元気が出てくる気分です。また金目鯛がある内はヘビーローテーション入りになるなあ。

どうもまた体調を崩したみたいです。今週に入って微熱と喉の痛みが顕著。会社休むほどでもないし、食欲ある内は問題ないんだろうけれど。喉が痛いと打ち合わせの時に喋りづらくて大変です。
そのうちこれが悪化したりすると困る。今仕事はそれほど切羽詰まっている訳じゃないんだけど、出来るだけ余計な事で休みは使いたくないし。ただでさえ一ヶ月の基準時間決められてるから、そこら辺どうにもこうにも。それに、ちょっと体調悪いくらいで休んでたら癖になりそうで怖い。
ひとまず、今週は慎重に様子を見ていくかな……。

気温が上がってきたせいもあるけれど、随分と通勤途中で上着を着ていない人を見掛けるようになりました。どこの会社でも空調制限しているせいなのかね。もっとも、僕は地下鉄だけでの通勤だから、車内なんて正直上着なんか着ていられないほどだし、とっくに上着は着てないんだけど。
これがこの調子で10月一杯続くそうです。まあ上着もネクタイもしなくていいならしないから、やる分には構わないんだけど。ただ、空調を止めたり半端な温度設定にするのは止めてほしいな。

昨夜はとあるニコ生見ていて本当に朝まで起きてしまって、仮眠したらあっという間に正午でした。ああ休みがもったいない。
とは言っても、実際特にやる事や予定も無かったりするので何ですが。
いつもいつもの事だけど、出掛けるとお金がかかるから、お金に余裕が無いと予定も立てられないように思う。一番お金がかからない過ごし方って、結局家に居ることだからね。今は欲しいものが無いわけじゃないけど、今すぐ欲しいとか早急に必要とかじゃないから、別に後回しでいいかと思ってしまうし。だから買い物もそんなにしようとも思わない。
まあ後二ヶ月もすれば賞与だから、その時にまた何か考えるんだろうな。

学会での発表会のためベルリンへ夫婦でやって来たハリス夫妻。マーティン・ハリスはホテルまで来て、荷物が一つ空港へ置き忘れられた事に気付く。すぐさまタクシーで慌てて戻るものの、タクシーは事故に遭い、一命を取り留めたマーティンは4日間も昏睡した上に記憶障害に陥ってしまう。
それでもホテルにたどり着き妻へ自分の無事を伝えようとするが、そこには何故か全く別の男がマーティンを名乗り、妻と当たり前のように振舞っていた。

ニナは「白鳥の湖」の主役に抜擢されるものの、その役は従来と異なり白鳥と黒鳥の両方を演じなければならないという非常に難しいものだった。生来の臆病さや繊細さのため、白鳥としては理想的だったが黒鳥にはまるで不向きだった。開演初日が近付く中、ニナはせっかく手にした主役の座を失う事に怯えながら、自分の殻を破れない事に悩み、精神的に追い詰められていく。

今の職場は外部とのメールのやり取りは規制が掛けられていて、社内では普通のメールではなくグループウェアのようなものを使っています。それがまあ使いにくいわ訳が分からんわヘルプも使えんわで、全くロクなもんじゃありません。とりあえず最低限の事は出来ているだけれども。
今日時間が空いたのでちょっといじってみたんだけど、それがまずかった。どういう訳か、今日の分だけメールがごっそり消えてしまいました。それどんな処理なんだよと困惑しつつも、復旧はできず下手にいじって更に消えても困るから諦めることに。とりあえず、重要なものだけ先方へ事情を話して再送して頂きました。
今のご時世、セキュリティは確かに大事だけれども、こういう特種過ぎるものも考え物だな。