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ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結

危険な反米政権が誕生、それについて極秘作戦が決定するものの、参加者達にはその詳細は告げられていない。参加するのはいずれも死刑では足りないくらいの極悪犯罪者ばかりで、危険な思想や特殊能力を持っていた。彼らには遠隔で爆死させられる装置を埋め込まれ、命が幾つあっても足りないような場所へ放り込まれる。ただでさえ連携もできない気質の彼らは内輪揉めまで始めるのだった。


監督はジェームズ・ガン。DCコミックス原作のシリーズで、続投しているのはハーレイ・クインのマーゴット・ロビーくらい? 基本的に独立したストーリーを持ったキャラはそれぐらいのシリーズです。
自殺部隊そのままに、減刑か死を選択するようなレベルの作戦に嬉々として参加していく連中のアクション映画。隠された陰謀がどうとか、そういったものが徐々に明らかになっていくわけなんだけれど。
まず、アクションそのものは見ごたえのある大迫力なものでした。やっぱり広く使う構図とか派手に爆発させるとか、そういうものだけでも満足できます。そして本作は今までに比べて妙にゴア描写が悪目立ちしていました。ジェームズ・ガンの趣味だったのかな? ブラックジョークめいていたり、なんだかそこまでやる必要性も感じませんでした。ただ、登場人物達のモブも含めた台詞回しは結構ぶっ飛んでいてジェームズ・ガンらしさが全面に出ていたと思います。あとは、MARVELと比べるとどうしても洒脱ではないキャラデザインかなあ。

オススメ度は4。ゴア描写が気になるものの、基本的にジェームズ・ガンらしいエンタメアクションでした。過去作についてもなんら知らなくて問題ありません。ハーレイ・クインという頭おかしい美人の犯罪者がいる程度の認識でOK。

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