バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ
クレアは生まれ育ったラクーンシティへ5年ぶりに戻ってくる。それは巨大製薬企業アンブレラ社が得体の知れない研究を行っていることを、警官である兄のクリスに伝えるためだった。
しかしクレアが到着するよりも早く既に異変は侵攻していた。
バイオハザードはカプコンの有名なゲームのシリーズになります。その映画化はかつて何作か作られましたが、本作はそれらとは全く無関係なリブート的な位置づけの作品です。
見ていてまず思ったのが、原作の有名な要素とかシーンをちゃんと盛り込んで再現しているなというところ。ただ、それらがほぼ取ってつけたような印象が強く、前後の繋がりを無視しすぎていて脈絡の無さが否めません。配役とかあまり原作に寄せる気もないのに衣装だけはそれっぽくしているちぐはぐさも拍車をかけている感じがしました。
ストーリーは1と2を足したような感じだけれど、あくまで感じだけ。それっぽいテイストがついてるだけなので、単なるパニックアクションみたいになっています。悪い意味で、これは逆に原作知らないとついていけないのでは?という印象を受けました。
正直、こんなだったら2と3を足してザッピングさせて進める展開の方が面白かったかな。特に1部分の取ってつけた感はかなりヤバいです。
オススメ度は2。看板を借りただけの駄作としか言いようのない内容です。特にこれといった見どころも無く、原作ファンにしか分からないレベルのダイジェスト感の割に原作ファンこそ不満に思いそうな内容です。
Posted: 1 月 30th, 2022 under 2022, 映画.
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