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ゴーストバスターズ/アフターライフ

フィービーは母キャリーと兄トレヴァーと共に、亡き祖父が住んでいたサマービルという片田舎の農場へ引っ越す。
やや風変わりな友人も出来てそれなりに馴染んでいた中、ある日家の床に隠された奇妙な装置を見つける。担当教師はかつてニューヨークを賑わせたゴーストバスターズと名乗る集団を知っており、この装置は彼らが使っていた幽霊を捕獲する装置のレプリカだと言う。しかし装置を実際に動かしてみたところ、得体の知れない何かが飛び出して行った。


1980年代に公開されたコメディホラーシリーズの最新作となります。
時代は40年近く過ぎて、かつてのメンバーであるスペングラー博士の孫が主人公です。孤独な晩年を迎えたスペングラー博士の死後、主人公一家がその農場へ移り住んで来るところから話は始まります。舞台となるサマービルという片田舎は30年以上も奇妙な地震が頻発しており、それとスペングラー博士の行動がどう繋がってるのか、そういった部分が導入となります。
主人公のフィービーは12歳でありながら科学者を自称するほどの科学オタクで実際博識です。そんな彼女が祖父がかつてしていたこと、異端な科学機器が隠されていることを知り、存在を信じていなかった幽霊も実際目にするとあっさり切り替えて対応し始めるあたりは祖父の血を感じさせます。
ストーリーは1での敵だった邪神ゴーザの復活の阻止が目的となります。ざっくりとした展開は割と1に近いです。ニューヨークほど栄えた場所ではないから、そこまで大騒ぎにはならなかったという程度? それでも町中で派手にぶっ放し警察のお世話になる流れは、なんとなくゴーストバスターズの伝統芸能かなと思いました。
終盤に元祖ゴーストバスターズが勢揃いし加勢しに来るのは本当に熱い展開だったと思います。ここで活躍しすぎずイマイチ締まらないのも凄くらしさを感じました。
ストーリーは1に近くかなり単純明快で、小難しい部分が取り払われている印象を受けます。実際、かつてニューヨークでゴーストバスターズという会社が幽霊退治をしていた、程度の知識があれば十分かなと。そのため本作からゴーストバスターズに入る新規にも分かりやすい内容だったと思います。
エンドロール後にも映像があり、これはもしかすると続編も期待できるかも?

オススメ度は4。複雑になりすぎず新規も従来ファンにも楽しめる内容だと思います。欲を言えばもう少しゴーストの種類が欲しかったかな程度。

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