Lazy Bear

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ダ・ヴィンチ・コード

ラングドン教授は自分の公演中にパリ警察に事件の協力を求められる。その事件とは、ルーヴル美術館の館長が館内で変死体で発見されたというものだった。
死体の付近にはなぞめいた数字やアルファベットの羅列、そして死体の格好はレオナルド・ダ・ヴィンチのスケッチそのままだった。


原作は全世界でベストセラーとなった同名の小説です。

テーマはキリスト教とダ・ヴィンチの関連性ですが、原作を未読の僕にはなかなか興味深い内容でした。丁度、「奇跡体験アンビリバボー!」でやっているようなものです。

映画としては良くも悪くも典型的なハリウッド映画で、特にこれといって可も不可もありません。ただ、妙に説明臭いセリフや冗長的なセリフが多く、また150分という尺の割に観客を引き込む力がありません。展開も単調で中弛みが酷いです。

作品の質としては特に驚くようなものでもなく、近年のハリウッドを見ていると非常にありがちな出来栄えです。前評判が極端に悪いのはおそらく、扱っている内容がアンチキリスト的な要素を多く含んでいるためと思われます。たとえば、仏教徒に「お前が拝んでるのは、実はただの熊なんだぜ」というようなものですね。
決して良作ではありませんが、そこまで酷い映画でもありません。この水準の映画なんて一体どれほど排出されたのやら。

オススメ度は3+。典型的な話題先行型の映画です。宗教関係に興味が無い人には非常に退屈な映画となるでしょう。
とりあえず話題性重視で、他に見たいものが無い時の安全パイみたいな選択です。

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