Lazy Bear

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アントマン&ワスプ:クアントマニア

サノスとの決戦の後、スコットは家族と仲良く平凡な日々を過ごしていた。
ある日、一家揃って食事をしていた時に娘のキャシーが開発した量子世界の探索装置が謎の動作を起こし五人は量子世界へ強制的に引きずり込まれてしまう。この量子世界では謎の勢力が巨大な国家を築き上げていた。


アベンジャーズの新シリーズの序章的な立ち位置となるアントマンシリーズの新作。
相変わらず締まらないようで決める時は決めるようなアントマンことスコットが、今度は一家総出で量子世界で戦います。本作には新たな敵役である征服者カーンが登場するんだけれど。なんかこう、設定こそ凄い危険なやつという感じはするのに、実際戦うとイマイチというか小者感があるというか。危なくなったらすぐ逃げようとしたり、奇襲が得意なアントマンと真っ向から殴り合ってなんとか勝てる程度では、エンドロールの後でカーンは帰って来ると言われても何だかなあという感想しかありません。なのでコイツが新しいボスで大丈夫か?なんてどうしても思っちゃう。数頼みでやるのかな? それはそれで映画的な悪役に求められるものでもなあ。
アントマン特有のサイズ変更アクションは出番が少ないけれど相変わらず良かった。そして終盤にブチ切れスコットが巨大化して突っ込んで行くのはなかなかのカタルシスを感じる。元々量子サイズだからリスクある本当の巨大化ではないんじゃない?などというのは野暮ったいか。量子サイズだから高いところから落ちても大丈夫でしょとかね。

オススメ度は4。シリーズが好きで追っている人には良いと思います。というかやっぱりある程度過去シリーズを知っている事が前提の内容なので、新規には厳しい作品でもあります。

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