Lazy Bear

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ゴールデンスランバー

旧友の森田から呼び出しを受けた青柳、その頃の仙台は首相の凱旋パレードが行われていた。しかし青柳は森田から「お前はオズワルドにされるぞ」と謎の忠告を受ける。事情を把握出来ず困惑する青柳だったが、そんな中首相パレードでは突如爆破テロ事件が発生、青柳は逃亡を余儀無くされる。

主演は堺雅人、共演者に竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり等。原作は伊坂幸太郎の同名の小説。

お人好しの主人公青柳が首相暗殺犯に仕立て上げられ逃亡劇を繰り広げるという内容。森田に青柳を呼び出させ、青柳を暗殺犯に仕立てた黒幕は一体誰なのか。警察も怪しい、政治家も怪しい、裏の商売の人も怪しい、なんて想像を膨らませて観ていたのだけれど、なんかちょっと納得の行かない終わり方。原作通りらしいけれど、なんだか消化不良感が否めません。
演出や展開でも「それはどうなの?」と突っ込んでしまいたくなる所もチラホラ。無理に笑いを取ろうとしなくても十分間は持つと思うのだけれど。
キルオはどんな理由であのような行動を取ったのだろう? 本当に気まぐれだったのだろうか? そもそも以前までの人物像も思い浮かばない。そのせいか、どうも物語を進行する上での都合の良い存在に思えてしまいます。

全体的にはそれなりにまとまっていて良いのかと思うけれど、ちょっと突っ込みどころもあって今ひとつ手放しという訳でもありません。

オススメ度は4−。エンターテイメントとしては面白いとは思いますが、ちょっと粗が目立つ感じです。あまり細かい事は気にしないで観るのが良いかと思います。

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