Lazy Bear

Categories

Archive

Site search

Feeds

Meta

シェルター

精神分析医のカーラは、ある日父から珍しい症例の患者が居ると呼び出される。
患者の名前はデヴィッド、多重人格の症状があるという。多重人格に対しては懐疑的なカーラだったが、父の頼みのため仕方なくそれを引き受ける。
診察中、カーラの目の前でアダムという人格が出現し、デヴィッドとは異なる反応を見せる。しかし、カーラは依然として懐疑的で、多重人格を証明するよりも、こういった振る舞いをする原因を調査し始める。

主演はジュリアン・ムーア。
多重人格がテーマのため、最初はサイコミステリーかと思えば、話が進むに連れて多重人格の秘密が明らかになり、ストーリーはB級ホラーの様相を呈してきます。で、ブラックなオチ。とまあある意味王道なホラーになります。

特にこれといって特筆すべき点もなく、ごく普通のホラーです。もっとも、終盤の展開が非常に雑なのと、そもそもの発端となった人物の無責任過ぎる態度、善良な人物ばかり酷い目に遭う辺りは、見ていて少し不快感があります。なので、単にB級ホラーとして楽しむにしても、ちょっとイラつく事があるかもしれません。まあそういうのを含めてのホラーなんだろうけれども。

しかし、アメリカ人というのは本当に宗教とホラーは切り離せない文化のようです。それと、まじない師と神の関係がなんだか酷くちゃんぽんになってるのは脚本の雑さなのかな。とりあえず、それらの設定はインパクトばかりで結構いい加減です。

オススメ度は3−。普通のホラーです。何がどうとか今ひとつ勧めにくい印象。特に面白くも無いけど無難な選択、という感じでしょうか。

Write a comment