Lazy Bear

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テッド

ボストンに住むジョンは、子供の頃から仲間外れにされ続け、誰1人として友人がいなかった。そんな彼に、両親はクリスマスの夜大きなテディベアを贈る。テディベアが本当に話せるようになって何時までも友人でいたい。そうジョンが願うと、驚くことにテディベアは魂が宿ったかのように自分で動き話し出した。二人は無二の親友となる。
それから27年が経ち、二人は未だに仲の良い友人同士だったが、ジョンの恋人であるロリーはそれを快く思っていなかった。


主演はマーク・ウォールバーグ。
愛らしいテディベアだけど、その振る舞いは駄目な中年そのもの。そんなギャップに満ちたドタバタコメディの作品でした。雰囲気的には、トイ・ストーリー3に似ていると思います。もっとも、あちらはこんな下品な内容ではないけれども。
この作品、R15が付いているだけあって、とにかく全編シモネタ差別ネタ罵倒の嵐で、とにかく笑い苦笑いばかり続く内容でした。下品さは「プロデューサーズ」の方が上かも知れないけれど、こちらは愛らしいテディベアがするだけあって、その妙なギャップについつい笑わされてしまいます。
また、意外と映画ネタが多く挟まれていて、映画好きな人はついつい突っ込みたくなるようなネタが満載でした。
キツイ表現のジョークとパロディ頼りのコメディかと思えば、基本的にはそこそこ良い話へ持って行く、もうちょっと表現を考えれば子供向けにも出来そうな展開でした。まあ、単なる良い話なら別な作品を見ればいいので、ちゃんとこの作品らしい落とし方をしているのを楽しめば良いと思います。

オススメ度は4−。正直好き嫌いは大分分かれると思います。ひとまず、ネット等の予告編を見て、笑えれば大丈夫のはずです。

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