Lazy Bear

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マン・オブ・スティール

クラークは、生まれ付き人とは違う特別な力を持っていた。父は決して目立たぬよう、クラークには力を隠して生きるように説く。
ある日、地球を謎の宇宙船団が襲う。それは、カル=エルという同じクリプトン人の身柄引き渡しを要求するものだった。クラークこそが実はカル=エルであり、かつて滅んだクリプトン星の生き残りだったのだ。


制作はクリストファー・ノーラン、監督はザック・スナイダー。
かの有名なスーパーマンシリーズの映画です。制作がクリストファー・ノーランだけあり、内容や世界観がこれまでとは全く異なり、重厚かつ暗い内容でした。お馴染みの、飛行機は統計上最も安全ネタもやらず、基本的にそういったコメディ的要素は排除されていました。
序盤はクリプトン星が滅び、クラークが地球へやって来るまでが中心となります。そして中盤からは、クリプトン人の生き残りが地球を襲撃して来るのだけど、このクリプトン人は軍人だけあっていずれも強く、力の差が明確で凄まじい強さに描かれていました。正直なところ、クラークがほとんど一方的にやられたと言っても過言ではないくらいだと思います。そんな絶妙な盛り上がりを見せた中盤だったんだけれど、後半は今ひとつ失速気味。ラスボスとの直接対決に至るまでが盛り上がりに欠け、そのテンションのまま突入したせいのように思います。アクションシーン自体は、とにかくスピードと臨場感に溢れた迫力満点のもので、気持ちいいくらいに建物や施設を破壊してくれます。そういった派手さの演出は良かったんだけど、なんかこう盛り上がりに欠ける終盤はイマイチです。

オススメ度は3+。スーパーマンのファンには良いと思います。アクションとしては、迫力はあっていいのだけど、盛り上がれるか否かで大分印象が人によって変わってきそうです。

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