Lazy Bear

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REDリターンズ

元CIAのスパイで、その卓越した能力から危険視されているフランクは、今はすっかり血なまぐさい事からは遠ざかり、恋人のサラと平穏な暮らしを送っていた。そんなある日、かつての仲間であり親友のマーヴィンから、身の回りに気をつけるよう忠告される。それは、とある機密情報を彼らが知っているというネット上のデマが原因によるものだった。あまり真に受けていなかったフランクだったが、マーヴィンは目の前で車ごと爆破されてしまう。


主演はブルース・ウィリス。共演は前作に引き続き、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン。そして本作には、かつてのもう一人の仲間としてアンソニー・ホプキンス、フランクと因縁のある女スパイでキャサリン・ゼタ・ジョーンズ。
引退した危険人物と評される元スパイ達のアクション映画第2作目。
本作はかつての仲間で、天才科学者でありながら気が触れているために32年間も監禁されていたエドワードと赤い水星と呼ばれる大量破壊兵器を巡るお話。
相変わらずの派手なアクションと、現役引退の世代差をネタにしたジョークが冴え渡る展開でした。そして、相変わらず情緒不安定だがフランクよりもしっかりして頼りになるマーヴィンが、ころころ衣装を変えるわ、いちいち細かく爆破するわで、非常に面白い人物になっていました。そのせいかエドワードとややキャラクターが被ってしまっているように思います。ただ、このエドワードは単なるゲストキャラではないので、きちんとした背景などがありました。
基本的に起承転結のはっきりしたアクション映画なのだけど、もうちょっと引退したという連中なりのジョークがあっても良かったかなあと思います。前作ほど、現役連中とのしがらみが無いため、単なるアクションになってしまっています。もうちょっとこういった絡みを活かして、このシリーズの特色を出して欲しい所です。

オススメ度は3。とりあえず楽しめるアクション映画です。出演者が何気に豪華なのも見どころの一つではないかと思います。

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