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X-MEN:フューチャー&パスト

かつてミュータントに対抗するために導入された自律型ロボット、センチネル。それはある日にターゲットを人類まで拡大させ、未来は絶望的な世界と変わり果てていた。X-MENのメンバーも残す所は数名のみとなり、彼らもセンチネルに殲滅されるのを待つばかりだった。
しかし、彼らは座して死ぬのを良しとしなかった。過去に戻る能力により、センチネルが開発された直接的な原因を叩く作戦に出る。だが過去に戻る事が出来るのは、不死身の肉体を持つウルヴァリンだけだった。


おなじみマーベル・コミックスよりX-MENシリーズの最新作です。
本作の舞台は過去であり、そこでウルヴァリンは若き頃のプロフェッサーXとマグニートの協力を仰ぎ、センチネルの導入を阻止する事が目的となります。冒頭は暗黒の未来から始まるのですが、これがまた絶望的な展開です。しかもセンチネルは結構エグい殺し方をしてくるため、なかなか絶望感を煽ってきます。
過去のプロフェッサーXとマグニートに関しては、以前に中心的に扱った作品があります。その時と配役は一緒でした。しかし未来の2人が忠告するだけに、どちらもかなりのクセモノ。というより未熟さがかなり際立っています。最初こそ物分かりが良く大人に見えたエリックも、やはり本質は悪で、チャールズとは良い対比になっています。
個人的にはもう少しアクションシーンがあっても良かったかな、と思いました。特にクイックシルバーの活躍は非常に見応えがあったので、もっと見たかったです。まあ、これはアベンジャーズ2登場の噂ともあり、そちらに期待でしょう。

オススメ度は4。安定した面白さのシリーズであるため、特にこれと言って身構える事もなく安心して見ることが出来ます。

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