Lazy Bear

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サボタージュ

麻薬取締局の特殊班で一部隊を預かるウォートンは、破壊屋の異名を取り最も強い部隊として名を馳せていた。
ある日、ウォートンは自分の部下を引き連れて麻薬カルテルの拠点を急襲する。そしてそこにあった大量の現金のうち、1000万ドルを部隊全員で密やかに盗み出す。だが、盗んだはずの1000万ドルは忽然と姿を消し、そしてウォートンの部下が次々と何者かに殺されていく。


主演はアーノルド・シュワルツェネッガー。
DEAの特殊部隊が何者かに次々と殺されるというサスペンス・アクションです。冒頭からいきなりの派手な銃撃戦から始まりますが、その後は組織内のいざこざの話となります。ただ、盗んだ金が消えているというミステリーと、節々にウォートンの意味深な表情がある事から、必然的に彼が何か隠しているのではという風に疑ってしまいます。
部隊のメンバーが次々と殺されていくのだけれど、そのシーンの構成がどうにも合わないというか分かり難くて好きになれませんでした。わざと時間軸をぶれさせてミスリードを誘ったのでしょうが、とても褒められる出来ではありません。また、ラストのシーンでも場面転換があまりに唐突過ぎて非常に置いてけぼり感が強かったです。
アクションシーンはどれも迫力満点のガンアクションが中心で、非常に楽しめるものでした。それだけに、ストーリーの展開で今ひとつ没入感に足りない印象が最後まで残って残念です。

オススメ度は3。まあそれなりに見られるアクションという程度です。物凄く悪いという訳でもないので、無難な選択肢としてのチョイスが丁度いいでしょう。

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