宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟
コスモリバースシステムを搭載しイスカンダルを後にしたヤマトは、一路地球へと向かっていた。その頃、ガトランティス人の艦隊が未知の兵器を用いてガミラス艦隊を殲滅する。そして彼らは、一刻も早く地球へ戻らねばならないヤマトの前にも立ちはだかった。
去年にリメイクされた新ヤマトシリーズ、その最終回前に当たる時系列のお話です。
アニメシリーズではガトランティス人は収監されていて反乱を起こす辺りでチラッと出ていました。そんな彼らが、ガミラス人すら凌駕する超兵器を引っさげて登場します。
ヤマトの見どころとしては、やはり戦艦対戦艦の戦闘な訳ですが。開始して早々にこの砲撃戦が見られます。しかし問題はその後。予想外にファンタジーな展開が延々と続きます。サイエンス・フィクションではなく、ファンタジーです。それで、これもアニメシリーズに非常に良く似た話があって、すぐに黒幕はどこの誰なのかは見当がついてしまいます。そして終盤、ここでまた艦隊戦が見られます。今度は航空隊も出撃します。話の都合上波動砲が見られないのは残念でしたが、砲撃戦はアニメシリーズそのままにかなり迫力があって良かったと思います。とは言え、正直な感想としては、僕はヤマトとヤマトクルーの活躍が見たかったのであって、それ以外の展開はもっとコンパクトに収めて欲しかったと思いました。
オススメ度は３＋。特に中盤は冗長なファンタジーばっかりでかなり退屈させられました。そこを乗り越えてこそのあのクライマックスではあるのだろうけれども。
Posted: 12 月 6th, 2014 under 2014, 映画.
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