さらば あぶない刑事
横浜港署の刑事部長、鷹山と大下。二人は定年を５日後に迎えてはいたが、相変わらず独断専行で危険な捜査をしていた。ある日二人は横浜へ勢力拡大にやってきた中南米のマフィア組織BOBと関わる。彼らの野望を阻止すべく立ち上がる二人だが、やはり危険を察した課長に拳銃と身分証を取り上げられる。
主演は舘ひろし、柴田恭兵。あの人気シリーズだったあぶない刑事の最新作で、今回もまた完結編を謳っています。そもそも前作で二人共殉職していたはずですが、なんかもうそういった部分は初めから無かったことになって話が進みます。まあ、こういう雑さもこのシリーズの見所ではありますが。
演出も昔そのままであまり雰囲気が変わっていないのが非常に嬉しかったです。絶妙なセリフ回しや、何かにつけて無駄な動きをするところなどなど、まさにタカとユージに変わりがありません。
敵役として出ている吉川晃司も、実に渋い悪役を演じていました。本当に脇役での吉川晃司は絶妙だと思います。本人もカッコイイけれど、きちんと主役を映えさせるのが素晴らしい。
最後まで本当に楽しんで見られました。
オススメ度は４＋。シリーズのファンには満足のできる内容だと思います。クライマックスのアレはどうかな？ とは言え、そもそもこういうシリーズでもあるから分かりませんが。
Posted: 1 月 30th, 2016 under 2016, 映画.
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