Lazy Bear

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ディスタービア

ケールはスペイン語の授業中、教師の言葉に反発し教師を殴ってしまう。その結果、3ヶ月の自宅謹慎処分となり家から30メートル以上離れられなくなってしまった。
そんなケールが始めたのは、双眼鏡による近所の観察だった。近所の住人の行動パターンを調べそれを楽しむようになるケール、だがそんなある日ケールは隣人のターナーが取る不審な行動を目撃してしまう。


主演は「トランスフォーマー」のシャイア・ラブーフ。
よく深夜番組でやってそうなサスペンス映画ですが、サスペンスとしては実に良くまとまった内容だと思います。人物の配置にも無駄はほとんど無く、不必要な伏線は張らず、起承転結だけをぶつ切りにしただけ。荒っぽい印象もあるけれど、逆に覗きネタだけで勝負しようという姿勢は個人的には好きです。

予測不可能はさすがに言い過ぎだし、後半アクション映画になるのもB級サスペンスのお約束だけど、これだけの出来映えのサスペンス映画は久しぶりに見たと思う。パーフェクト・ストレンジャーとかはかなり寒い内容だっただけに、素直に入り込める映画です。小さい子供とかには見せられないが、たとえば高校生ぐらいの子供を連れて観に行くには丁度いい内容かな。主人公の年齢設定もそれぐらいだし、ケールが抱いてる苛立ちとかそういう心情に対し何かしら共感出来るでしょう。

オススメ度は4。サスペンス映画を見たいという気持ちが少しでもあれば是非観に行くと良いと思います。ヒロインが若干変態のような気がしないでもないけど、特に引っかかる所も無い素直に楽しめる映画です。

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