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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

移送中だった囚人のジンは、突然反乱軍に救出され無理やり作戦へ参加させられる。それは同じ帝国軍の敵でありながらあまりに過激過ぎるため袂を分かつソウと接触するというものだった。ソウの元には帝国軍から寝返った輸送船パイロットがいて、彼が重要な秘密を持っていると思われるからだ。しかしジンはあまり乗り気ではなかった。ソウとはかつての遺恨のある間柄であり、寝返ったパイロットにメッセージを託した人物であり凶悪兵器の開発者はジンの父親だったからだ。


スター・ウォーズシリーズのスピンオフ作品です。あの有名なデス・スターですが、その製作者にまつわるエピソード、そして弱点を流出させたローグ・ワンと呼ばれるチームのお話になります。
IMAX3Dの効果で非常に見応えのある大迫力の映像である一方、ストーリは妙に場当たり的で違和感ばかり残る内容でした。わざわざ被害が拡大するようにしているとしか思えない脳筋戦法、死ぬのが目的と言っても過言ではない滅茶苦茶な突入作戦、これはもうハイテク兵器で互いの頭を殴ってるようなレベルです。そのため非常に悪い意味での御都合主義を感じました。主要キャラ達の結末もほぼ唐突な内容で、話の都合上そうしたという感じが否めません。
終盤ほど白ける展開でしたが、最後に出て来るダース・ベイダーだけは本当に鳥肌が立つほど恐ろしくて存在感がありました。ボスとしての貫禄が凄まじく、こんなの勝てるか!と言いたくなる程です。このせいで、主要キャラ達のラストの余韻は全て吹っ飛びました。

オススメ度は3+。脚本の悪さが目立つように思います。この妙な御都合主義が気にならなければ割と面白い方だとは思わるのだけれど。

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