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パシフィック・リム:アップライジング

謎の巨大生物KAIJUとの戦いに終止符を打って十年。かつての英雄ペントコストの息子ジェイクは、防衛軍を除隊しイェーガーの部品を不法に取得して売りさばく生活を送っていた。ある日、ひょんなことから自力で一人乗り用イェーガーのスクラッパーを作り出した少女アマーラと出会い、二人収監を免除して貰う代わりに防衛軍へそれぞれレンジャーと候補生として入隊する事になる。
その頃、防衛軍には最新技術が搭載されたイェーガーの無人機モデルの承認を巡り大きな騒動が始まっていた。


ギレルモ・デル・トロが監督を務めた前作の続編になります。キャストのほとんどは入れ替わり、続投するイェーガーも少々、その代わりに新規が幾つかあります。
巨大怪獣に巨大ロボットで立ち向かうという、相当にニッチで尖った作品。前作のコンセプトは本作でもほぼほぼ引き継がれているように感じました。前半は謎の未登録イェーガーとの戦闘、そして後半はお待ちかね巨大怪獣との戦闘となります。アクションは相変わらず無骨で豪快なものが多く、派手な必殺技よりも弱点を力で潰すような戦い方です。展開を見ているとかなりガバガバなシーンがあり、そこを有無を言わさず勢いで突っ切ってる感じがしました。それでも何となくそれなりに見れてしまうのは、この作品独特の熱量と言えます。特にラストは、それは流石に無理だろうという突っ込みをするのは野暮なほどです。
今回はIMAX3Dで見ましたが、流石に音響といい画面サイズといい迫力が違いました。勢いと雰囲気、とにかくこれだけで最後まで見させる究極の作品だと思います。

オススメ度は5−。ジャンルからしてかなり好き嫌いが別れますが、前作が好きだった人には間違いない作品です。細かいことはいいんだ、という良い娯楽映画と言えるでしょう。

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