Lazy Bear

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レディ・プレイヤー1

近未来の地球はあまりに荒廃していたため、人類は仮想現実世界の「オアシス」を心の拠り所としていた。
ある日、オアシスの創始者の遺言が世界に発信される。それは、ある条件を満たしたものに莫大な遺産とオアシスの所有権を与えるというものだった。
オアシスの支配権を我が物にせんと、世界中の人間が一斉にオアシス内での争奪戦を繰り広げ始める。しかし5年経っても未だ3つの鍵の一つも誰も入手できていなかった。


監督はスティーヴン・スピルバーグ。
予告編で様々なアニメやゲーム、映画などの版権キャラクターが登場していた事が印象的なSFアクション作品です。
ストーリーは非常にシンプルで、主人公達と悪徳企業の重役、魅力的な脇役達といったもの。誰が何役なのかと分かりやすく、その辺りの立ち位置はずっと変わりません。
序盤からちょくちょく版権キャラクターが出ていますが、中盤では本格的なパロディがあったり、本当に元ネタを知っているとそれを追いかけるだけでも忙しくて夢中になります。またラストのプレイヤー連合対企業の総決戦は、本当に破茶滅茶でただただ面白かった。その後に迎えるラストも非常に王道的で、この争乱の落とし所としては妥当に思います。
版権キャラクターの使い方がとにかく良かった。単純にアバターとしてだけでなく、時には乗り物、時には武器、時にはフィールドと、実にうまく世界観に馴染ませているように思います。元ネタを知っているとそれだけでも楽しくなってしまう。

オススメ度は5。アニメ、ゲーム、映画などが好きな人にはたまらない作品だと思います。新旧関係無くとにかく入り乱れています。ただちょっと忙しい作品かも知れません。

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