Lazy Bear

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ヴェノム

ジャーナリストとして報道番組で活躍するエディ・ブロックは、ライフ財団の取材の仕事を受けるものの独断で疑惑の追求をしたため、自分だけでなく恋人までもが仕事を失い、そのことで二人は破局を迎えてしまう。
その後エディにライフ財団の研究者が接触し、彼に財団が違法に行っている人体実験について見て欲しいと言う。研究者の手引きで潜入したエディだったが、そこで人体実験に使われていた謎の生物に寄生されてしまう。


MARVELコミックでは、どちらかと言うと悪役側のキャラクターが主人公のアクション映画。
エディに寄生する宇宙の生物ヴェノムは、傍若無人に振る舞い、どんな攻撃も通用せず超人的な力を持ち人間を食べる、といった存在ですが。ある理由からエディを気に入った彼は、エディの言うことは割と聞き入れるし弱点も教えてくれます。お前は俺の車だ!と強弁しつつも、エディに死なれると自分が困るからか徐々に歩み寄っていくこのバディムービー感が実に良いです。
基本的にヴェノムは強いため人間ではまず勝てません。そのためアクションはほぼ人間を蹂躙するようなものでした。エディがいかにヴェノムにブレーキをかけるか振り回されるか、と思っていたのだけれど、やはりラスボスは存在し、最後の一騎打ちというか2対2の戦いは最高に燃えるシチュエーションでした。寄生同士の実力差のため、宿主の力量も重要になっている、ここがとにかく熱い。そしてしっかりと弱点設定も生かされるラスト。とにかく綺麗にまとまっていた感じがします。
恒例のスタン・リーもしっかり登場。でも最近どんどんセリフ増えてきてない?
エンドロールの最後にスパイダーマンのアニメがありました。けど状況があまり良くわかりません。これ何かと関わっているのだろうか?

オススメ度は4。エグい描写は案外ありませんでした。怖い顔だけど案外気のいいヴェノムと負けるのに噛み付くエディの掛け合いを楽しむ作品と言えます。

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