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 神魔日記


ジャンル:フィクション  初出:2009年  連載期間:2009/04/18〜2009/07/08

あらすじ
 
  20XX年、日本政府は人外異形基本法を施行する。
それは、世界各国から宗教対立等を理由に、実在しないはずの存在が日本へ亡命してくるケースが急増し始めた頃だった。

神、悪魔、天使、悪霊、様々な空想の住人が日本へ亡命し、これに呼応するかのように、日本古来から信奉されている八百万の神々も出現を始める。
この特殊な難民を積極的に受け入れる姿勢を固めた日本政府が、人外異形と円滑に共存する社会を目指し立案、可決されたのがこの法律だった。
共存という世界で初めての選択を取った日本は、内外からの人外異形が人間と共に生活する、世界でも類を見ない特異な国となっていった。
諸外国からは正気の沙汰ではないと経過を危惧されているものの、宗教に寛容な国民性によりあっさりと日常に変わってしまった。

施行からおよそ一年後、一人の羽の生えた子供が東京に流れ着く。
偶然にもそれを発見し保護したのは、海運を司る神で今は漁師として生計を立てている住吉だった。

※この作品はフィクションです。登場する人物、団体、宗教、組織等は実在のものとは何ら関係性はありません。
 
 


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