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レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―

遂に曹操の率いる80万の大軍は、赤壁に布陣を始める。その一方、連合軍は劉備の離反や風向きの悪さといった問題を抱えていた。しかしこの苦境を乗り越えるべく、周瑜と孔明の二人は知恵を絞る。

去年に公開されたレッドクリフPart Iに続く続編。完結編で、いよいよ赤壁の戦いへと突入します。
前回見た限り三国志演義をベースにしたエンタメ的なものだなあという印象がありましたが、今回はいよいよ決戦という事もあってか若干シリアス。というか前作がふざけすぎなのかも? まあ今回もちょっとアレな展開演出はあるにはありますが。
見所は何と言っても火計。火船で強襲するシーンは凄い迫力と爽快感がありました。また、演者も相変わらず個性的でなかなか楽しく見られます。特に趙雲と尚香の活躍が良かった。趙雲はまたしてもほとんど一人で大軍に向かっていくし、尚香は間者働きで曹操の軍勢を丸裸にしたりと、かなりの功績。一方、張飛が今一つでした。というか扱いがちょっと雑。終始叫んでるだけで大した事もしない、可愛そうな人に見えます。あと黄蓋は苦肉の策をやると思ったらやりませんでした。一応話には出るけど、間者が居るかもしれないのに滅茶苦茶大声で「ぶってくだされ!」じゃあ、名案でもやる価値がないんじゃ。これもアホの子にしたいのか。

主人公視点はトニー・レオン演ずる周瑜で、後半はもう何でもアリの独壇場でした。もっとも、火計のやりすぎで画面がそこかしこ炎上するか爆発してるから、ただかきわけて走ってるだけでもスゲーと思うのだけれど。

オススメ度は4。前作見てる方も見ていない方も楽しめる内容だと思います。赤壁の戦いって言えば歴史モノっぽいけど、きちんとエンターテイメントしているので、思ったより気軽に見る事が出来ます。

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