Lazy Bear

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ボルト

人気のTV番組で活躍するスター犬、ボルト。彼は撮影の途中の移動で、現場から迷子になってしまう。
番組の中でのボルトは、車よりも早く走り視線で鉄をも溶かし大人も一撃で昏倒させる能力を持ったスーパードッグ、しかし現実にはそんな能力もあるはずもなく、番組同様スーパードッグと信じて疑わないボルトは、愛する飼い主ペニーを求めて奔走する。

ディスニーの3Dアニメーション、製作はやっぱりピクサーです。

TVと現実の境目が分からず、自分をスーパードッグと信じて疑わないボルトが、悪の親玉に浚われた御主人ペニーを求めて奔走するという映画。
アニメなので対象年齢はやっぱり低めだと思います。ただ、正直なところ大人が見てもそれなりに面白い映画だと思いました。ボルトがずっと自分は普通とは違うパワーを持っていると勘違いしながら、懸命にペニーを探すという展開は普通に見ていて面白いものでした。個人的にこういう思い込みを使った設定は好きな部類で、第三者である観客には全て分かっているのだけれど、ボルトが愚直にも犬らしく奔走する様は見ていていじらしく応援したくなるような印象です。

とは言っても、何だかんだで対象年齢は今夏休みを迎えている子供。僕も劇場ではかなり残念な大きなお友達状態でした。そのため子供と一緒に観に行くのならともかく、大人だけで観に行くには若干イメージ的にハードルは高いように思います。意外と面白い部類なのだけど。
こういうパターンで、「モンスターハウス」というのもあります。こっちは動物物じゃない分、いくらかハードルは低いかな?

オススメ度は4+。子供向けには違いないけど、意外と設定や脚本が良くて楽しめる内容です。問題はやっぱり、いかにも子供向けという看板とイメージでしょうか。

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