Lazy Bear

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戦火の馬

第一次世界大戦直前、イギリスの片田舎の農村で暮らす小作人一家のアルバート。彼はある日父親が無理に競り落したサラブレッドをジョーイと名付け、献身的に世話をする。
しかし一家の生活は苦しく、小作料を払うためにジョーイを軍隊へ売り払わなければならなくなった。ここからジョーイは様々な戦場を転々とする。

監督はスティーブン・スピルバーグ。
第一次世界大戦の戦場を渡り歩いた馬の物語です。主人公は馬のジョーイになると思います。物語の視点はほぼジョーイのもので進む事になります。

軍に売り払われたジョーイが様々な人間の手を渡り歩く、戦時中を舞台にした群像劇のようなお話でした。イギリスとドイツが戦っている中、ジョーイはその場に居たり居なかったりするそんな展開です。ただ、時折ジョーイが否応なく面倒事に巻き込まれて、その苦境をどうにか生き延びるという流れにはなかなかハラハラさせられました。けれど、ジョーイがサラブレッドなのに妙に頑丈で、ほとんど怪我もしなければ体力も無尽蔵にあるのがちょっと都合良いかなあという気がしました。他にも徴用された大勢の馬が居てどんどん死んでいっているような状況でも、無駄に元気で死のかけらも感じさせないのは、少し緊張感がないかな。どちらかというと、ジョーイがどんな足跡を残したかというより、ジョーイの目で見た戦時中の様子がメインの話なのかも知れません。

見ていてふと気になったのが、ジョーイに跨った人間はアルバートを除いてみんな死んでしまっていること。ジョーイの周囲では妙に人が死ぬのは戦争だからかとも思ったけれど、これは法則なのかどうか。ただきっちり一致しているので何となく冗談半分で気になる点ではありました。

オススメ度は4−。馬を中心とした戦争映画です。とは言っても、さほど本格的な戦争に注視したようなものでもなく、戦争に巻き込まれた馬、という印象です。

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