Lazy Bear

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プロメテウス

エリザベス・ショウ達発掘チームは、接点があるはずもない文明の遺跡から、全く同じ壁画を幾つも発見、それが人類の起源を明らかにする有力な手がかりになるのではと推測する。
2093年、外宇宙探索船プロメテウスは、壁画が示す地球から8億キロも離れた惑星へ到着する。そこで早速明らかに人工物と思われるドームを発見、探索隊を編成し内部への調査に乗り込む。


監督はリドリー・スコット。
3D超大作のSF映画です。何でも、本来ならエイリアン5になる予定だった作品だそうで、作品内でなんとなくどこかで見たことのあるようなオブジェクトがチラホラ見受けられました。
人類の創造主を探してやってきた調査隊が意外なものに遭遇する、といった内容で、久々の本格的なSFだけに大分期待して観ました。出だしから独特の世界観と話の中へぐっと引き込む期待感があったのだけれど、中盤以降に本当に酷い展開でした。元々、設定的に大分矛盾や無理が多いのだけれど、中盤以降は話の展開も無茶苦茶過ぎて、正直興冷めしてしまいました。その上でのあのオチで、これがやりたいだけだったのでは、と思わずにはいられません。
個人的な印象として、3Dの迫力映像や機械のデザインは良いのだけれど、総合的に見れば「エイリアン」の劣化リメイクでしかありません。SFはホラーと同様に設定に説得力が無いといけないのに、それが欠落していると、後はもうどう見ても御都合主義にしか思えなくて、楽しむ事は出来ませんでした。

オススメ度は3−。正直、中盤以降の展開が酷すぎて、ちょっと勧めるのは躊躇われる映画です。3Dの料金等も考えると、無理に見るまでもないような作品に思います。

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