Lazy Bear

Categories

Archive

Site search

Feeds

Meta

ホワイト・プラネット

北極を舞台に、その一年を通して動物達の生態を追ったドキュメンタリー映画。


冒頭で、この映画で描かれている事は数十年後には見られなくなるかもしれない、と但し書きが書かれているところを見るあたり、環境問題をテーマにしているのかと思いきや、特にそういった様子も無く、ただひたすら季節を通した動物達の生態が描かれていました。

主に描かれているのはホッキョクグマの生態です。出産、オス熊、狩り、一人立ちといった順番で進む訳ですが、これが困難の連続。ホッキョクグマは熊の中でもグリズリーに次ぐ強さとかどこかで聞いた事がありますが、確かにこれだけ過酷な生を生きているのであれば当然なのかもしれません。

他にもアザラシやセイウチ、カリブーなどなど、様々な動物の生態を見る事が出来ます。なかでもジャコウウシの縄張り争いのシーンは圧巻でかなり見応えがありました。

最後に環境問題について少しだけ触れますが、今ひとつ具体性に欠けているためそれほどメッセージ色はありません。主旨としてはどうなのか不明なところ。

オススメ度は、ひとまず3+。ドキュメンタリー映画なので採点が難しいところ。ひとまず、動物が好きだから観に行くというような内容ではありませんでした。

Write a comment