Lazy Bear

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ぼくたちと駐在さんの七百日戦争

栃木の小さな田舎町に日々悪戯を繰り返しては騒ぎを起こすとあるグループがいた。しかし、そんな彼らの日常はある日唐突に転機を迎える。数日前にやってきた駐在の警部補は、これまでとは違い彼らを徹底的に厳しく取り締まってきた。何とか一泡吹かせようとする彼らは、駐在との全面戦争へ乗り出す。


不良とまではいかない問題児グループと駐在さんの朗らかな対立を描いた映画。
市原隼人演ずるリーダーと、佐々木倉之助演ずる厳格な駐在の抗争が主なテーマですが、これが非常に笑わせてくれるもので楽しめました。悪戯とは言っても基本的に犯罪まではいくかいかないかの微妙なところで、対する駐在も時折公務員とは思えないお灸を据えるところから、どっちもどっちだなという印象を受けます。
そんなある意味和やかな戦争を続け、後半ちょっとシリアスな展開となりきっちり締める、実に良くまとまった綺麗な展開。悪い言い方をすると無難にまとめたといった所。序盤、演出に少々難はあるものの、基本的に明るく楽しく笑いながら観られる映画でした。
時折挟まれるネタが、時代の設定が昭和後期のためかなり古く20代では馴染みの無い事が多いかも知れません。言い換えれば、中高年にも楽しめる映画ともなるのかも。

オススメ度は4ー。比較的観る人を選ばず誰でも楽しめる明るい内容なので、気軽に見に行って十分楽しめる作品でしょう。

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