Lazy Bear

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パラノイドパーク

スケートボード初心者のアレックスは、ジャレッドの誘いでスケードボードの聖地とも呼べる違法な公園、通称パラノイドパークへ通い始める。
しかしある日、アレックスは初めて一人でパラノイドパークを訪れたその時、ある人物の誘いが切っ掛けで取り返しのつかない事件を起こしてしまう。

都内だと渋谷でしかやっていない映画でした。とりあえず前置きが面白そうだったので見てきました。
主人公アレックスを演ずるゲイブ・ネヴァンスですが、かなりの美形でした。容姿だけでかなりの勝ち組。演技力も、多感な十代初めを絶妙に演じ上げていたと思います。一見素っ気無いようには見えるけれど、内側では常に葛藤があって些細な事でもすぐに反応を示す様。そしてカメラワークによる演出により、多感な時期の心理を抽象的にうまく表現していたと思います。
気になったのが、結末。時系列を混乱させ主人公の心理状態を表現したのはうまいと思います。ただ、ラストが妙にあっさりしすぎているように思いました。結局のところ主人公は自分の不始末に対してどんなスタンスを決め込んだのか? ブッチでも謝罪でも、明確までは無くともそれとなく意思表示はして欲しかったと思います。

オススメ度は3+。個人的には割と好きな作風、テーマでもあったりします。ただ、見る場所が非常に限定されている割に、あまり大勢には進めにくい映画でもあったり。それと若干グロや生々しい表現もあるので、あまり幼い人には向かない映画です。

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