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マトリックス レザレクションズ

トーマス・アンダーソンは、自らがデザインした大人気ゲーム「マトリックス」に不審な侵入者を見つけるが、その正体を突き止める事が出来なかった。
そんなある日、突然会社のといれから謎の男が現れ赤いカプセルと青いカプセルどちらかを飲む事を迫られる。そしてそれは彼自身が考えたゲームの設定だった。元々精神的に不安定でセラピーに通っているアンダーソンは、再び自分が現実と想像が区別が付かなくなったのではないかと戦慄する。


主演はキアヌ・リーヴス。
ウォシャウスキー元兄弟によるあの名作マトリックスシリーズの、まさかの続編です。
前作では主要キャラクターたちは軒並み死んでしまった訳ですが。今回は彼らのコードが残っていて再び仮想空間で再生しループしている設定になっていました。管理者にとって厄介な連中でもこのコードは管理上必要だからという理由です。
そこから反乱軍の新しい世代が救出作戦を展開していくという訳ですが。何となく内容は1の焼き直しに近いものだと思いました。そして何よりマトリックスの見せ場は仮想空間をいいことにチートを使って戦う非現実的なアクションです。高速で弾丸をかわしたり、重力を無視して移動したり、衝突判定の消滅とか、自動回復とか、エージェントの増殖とか。そういうのを期待していたんだけれど。本作ではほとんどありません。代わりに仮想空間のボットを操ってけしかけるという、ゾンビ映画かよってレベルのしょうもない戦闘ばっかりです。肝心のネオも両手を前に構えて必死で弾を抑えるばっかりで何だこれはと正直思いました。
作中でマトリックス(ゲーム)の続編を親会社であるワーナーから無理やり作らされ、終わったものはそのままにしたいのになんて描写があるのだけれど。まさか本作が撮影された経緯もまさか……?

オススメ度は3。続編として見るにしても、何の進化も無く劣化要素ばかり目に付くため、無理に観る価値があるかと言われると……。

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