Lazy Bear

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ラストスタンド

元麻薬捜査官だったレイは、今はメキシコとの国境に近い田舎町で、ひっそりと保安官をして過ごしていた。
ある日、麻薬王コルテスが護送中に仲間の手を借りて逃亡、そのまま1000馬力という桁外れのパワーを持つ車に乗り込み、メキシコへと一直線に走っていった。丁度その頃、レイ達の住む田舎町で、老農夫が殺害される事件が発生する。そこに違和感を感じ付近を調査すると、コルテスの部下達が何か作業をしている所へ出会し、すぐさま銃撃を受けた。


元カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガーが単独主演の復帰作となる映画です。
麻薬王コルテスがメキシコへ逃亡するのを阻止する、保安官と副保安官達の奮闘を描いたアクション映画。両サイドの導入が案外長く、なかなか話の緒が掴めないのだけれど、要はモンスターカーに乗るコルテスを逮捕するのが目的です。
往年のムキムキ体型から十数年、流石にシュワちゃんも歳をとったなあという印象を受けました。ただ、やる事はこれまで出演したアクション映画とはさほど変わらず、派手なスタントアクションこそ無いものの、銃火器で暴れ回るシーンは未だ健在です。最終決戦に備えて、銃火器を揃えに行くシーンなど、コマンドーやT2を彷彿とさせワクワクせざるを得ません。
また、ラストのコルテスとの一騎打ちでは、普通に殴り合いをするかと思いきや、豪快なバックドロップを決めたりと完全にプロレスをやっていました。まだまだ体力は衰えていないという感じがします。
脚本は非常にベタだけど、きちんと見せ場を押さえている辺りが乱造アクション物とは違う好印象を受けます。往年ほど派手なアクションは出来ないだけに、こういう所でしっかり見せ場を重ねていくのは本当に盛り上がるので非常に良い後味です。

オススメ度は4+。少々導入が長くくどいものの、クライマックスの爽快感は流石でした。こんな調子で、今度はコメディの方も観てみたいなあと思いました。

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