Lazy Bear

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レミーのおいしいレストラン

五つ星レストランのシェフであるグストー、彼の亡き後のレストランは星を二つ落とし三つ星レストランとなっていた。
ある日、そのレストランに現れたリングイニという青年。彼は驚く事にグストーの隠し子だった。だが、リングイニ本人はまるで料理は出来ず才能の欠片も見当たらなかった。

生まれつき優れた嗅覚と味覚を持ったネズミのレミーは、日々毒見役を任されていた。しかしある日群れごと嵐に巻き込まれ一人だけはぐれ、パリのどこかへと流れ着いてしまう。

ディズニーとピクサーという、これまでに何作も有名なCGアニメ映画を作り出してきたタッグの最新作。

とりあえず、一見すると子供向けだけど大人もそれなりに楽しめるアニメという感じはしました。基本はレミーとリングイニのそれぞれの立場の違いとドタバタぶりを楽しむような感じです。

料理はおいしそうに見えるよう工夫をこらしているように感じたけれど、根本的な問題が一つ。それは、この作品は常にネズミと隣りあわせということ。
幾らネズミをコミカルにかわいらしく描いたとは言っても、それは所詮ネズミ。ネズミ=不潔な存在という意識を捨てられなければまるで意味がありません。特に後半からはその傾向が強く出ているため、無闇な駆け足感もあってか今ひとつのめりこめません。

個人的に一つ思ったのは、これって反仏映画じゃないよね??
そういえば、今後から一般的なネズミの描写も例の著作権のアレに引っかかるのかしら。

オススメ度は3−。ネズミが不潔な存在という意識が取り除けなければ、おいしいものには見えなくなります。
結局は子供向けであるため、わざわざ大人が無理に見るほどでもないでしょう。

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