ワイルド・スピード SKY MISSION
かつて半殺しにしたオーウェンの兄であるデッカードが、ドミニク達へ宣戦布告を行う。最初の犠牲者は、東京にいるハンだった。その後もドミニク達への襲撃は続き、遂にドミニクは仲間を集合させデッカードへの反撃を試みる。
あの人気シリーズ、ワイルド・スピードも今回で７作目です。本作の撮影中、ブライアン役であるポール・ウォーカーが亡くなるという事件がありましたが、主要なシーンの撮影は弟が代役を務める事で無事に公開まで漕ぎ着けたという経緯があります。実際かなりそっくりなようで、分かっていて見てもまるでどのシーンが代役だったのかはっきり分からないほどでした。
ストーリーは今回もかなりエンターテイメント性を重視しており、冷静に展開を考察するとかなり無茶苦茶なのですが、徹底されたエンタメ要素のおかげでまるで気になりません。迫力のカーチェイスやスタント、銃撃戦に体を張ったアクションシーンなど、とにかく見どころは盛り沢山でまるで飽きる事がありませんでした。
今回でブライアンは一線から退くような内容となっており、ポール・ウォーカーにとってはこれが遺作という形になります。とても残念な事ですが、ここは非常に自然な展開になっていて見事な有終の美だったと思います。
オススメ度は４。シリーズのファンは元より、案外知らない人でも楽しめるのではないかといったエンタメ要素の強い作品です。とにかく派手なアクションが見たい人にはオススメです。
Posted: 4 月 18th, 2015 under 2015, 映画.
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