Lazy Bear

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プラネット・テラー in グラインドハウス

軍人マルドゥーンがテキサス中にばら撒いた、敵地制圧用の細菌兵器。これは人間をゾンビのように変貌させるばかりか、有効な解毒剤も未完成だった。
ゴーゴーダンサーのチェリーは、かつての恋人エルと再会するものの、感染者に襲われ右足を失ってしまう。テキサスは既にゾンビだらけで生存者も残り僅か、彼らは一致団結し脱出を試みるのだった。

ロバート・ロドリゲス最新作。グラインドハウス好きの同士であるクエンティン・タランティーノとの共同企画モノです。
ゾンビの集団とドンパチやる、まあネタとしては有り触れたB級アクションです。ただ、主人公のチェリーが右足にマシンガンを装着して戦う姿は結構斬新だと思います。

脚本も演出も、如何にもB級映画然としていて、ある意味雰囲気作りは完璧です。ただ、やはりどうしても演出の馬鹿馬鹿しさが気になって仕方ない。脚本はありふれてはいるけれど分かりやすくまとまっていて良かったんだけど。
「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」と同じくガンアクションはなかなか派手で爽快感がある反面、相手は基本ゾンビなので血や肉やらドバドバです。もうほとんど真っ赤。残酷描写やグロは6〜7割ぐらいありそうな勢い。僕はそういうのはあまり得意じゃないけれど、これほどしつこく出てくると段々麻痺してきて何も感じなくなってくるんだな。

オススメ度は3。これといって見所があるかと訊かれると首を傾げてしまうような内容。無難な選択肢と思わせつつ、マニアックなコンセプトと大量のグロ描写のせいで実はハードルが高い作品。物好き同士で観に行くようなものかなあ。

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