Lazy Bear

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10 クローバーフィールド・レーン

夜の道路で車を運転していたミシェルは、突如別の車をぶつけられ、自らは事故を起こし気を失ってしまう。
目が覚めるとそこは地下室で、ハワードという男がミシェルの手当てをしていた。地下室内にはエメットという別の男もいて、彼はこの地下室をハワードの依頼で作った人物だった。
帰宅を望むミシェルだったが、ハワードはそれを許可しなかった。それは、謎の存在の大規模な攻撃により、地下室の外は毒ガスが充満して生物が生きられる環境ではない、そうハワードが主張するからだ。


J・J・エイブラムスのプロデュースによる作品。以前には「クローバーフィールド HAKAISHA」という作品がありましたが、本作はその続編という訳ではない映画となります。
目的の計り知れないハワードと共に、地下室という密閉された空間で生活するという流れは、CUBE2を髣髴とさせます。実際はそれ以上に快適性を重視したもので、問題はハワードの言っている事は事実なのかどうか、という緊張状態にあります。
限られた空間内で話を進めるのは難しいのですが、この作品はその辺り色々と山谷を設けてうまく緩急をつけています。しかし、後半の急過ぎる展開と、如何にもそれらしくして謎を振りまこうという感じはイマイチ馴染めませんでした。後半のインパクトをどう取るかで、この作品の評価は真っ二つに割れそうです。

オススメ度は3+。クローバーフィールドが好きだったという人は見てもいいかな、という程度です。あまり一般受けするジャンルではなさそうです。

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