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ある決闘 セントヘレナの掟

19世紀のテキサス州は、リオ・グランデ川をメキシコとの国境としていた。ある時からこの川にメキシコ人の死体が流れてくるようになった。州知事はテキサス・レンジャーであるデヴィッドに調査を命じる。デヴィッドは川の上流にある街へ潜入捜査を試みる。その街を治めるのは一人の説教師エイブラハム。そしてこの男は、デヴィッドが幼少の頃に父と決闘をし父を殺した男であった。


主演はリアム・ヘムズワース。今時珍しい西部劇の映画です。
主人公デヴィッドはレンジャーだけあってとにかく心身ともに強い印象を受けました。対する悪役のエイブラハムは、信仰を利用しながら街を支配するなかなかに魅力的な悪役です。その息子が典型的な小物というのもまたお約束。
ストーリーはかなり王道的な内容でした。多少の伏線は張りつつ、ストレートな展開で最後まで駆け抜けていきます。この王道ぶりは見ていて非常に安心しかつのめり込めるものでした。ラストの決闘でのデヴィッドの圧倒的な強さ、そしてとにかく渋い終わり方、非常に堅実な作品と言えます。

オススメ度は4+。西部劇が好きな人だけでなく、西部劇をあまり見たことがないという人にもオススメできる作品だと思います。王道の展開なので、最後まで安心して見ていられるでしょう。

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