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ラスベガスをぶっつぶせ

MITに通うベンは、ハーバード大学の医学部への入学を志すものの資金繰りに悩んでいた。奨学金を得るためには、強烈な個性をアピールしなければならない。
ある日ベンは教授に才能を見初められ、ブラックジャックのチームに誘われる。それは、ラスベガスである技術を使う事で一儲けしようという大胆な試みだった。

これは90年代アメリカで実際に起こった話。カウンティングという裏技を駆使したMITの学生が合法的に大金を稼いだ実話です。
かなり突拍子も無い出来事ではあるけれど、それをソフトなエンタメにしているので非常に気軽に見られる映画でした。ただ、数学の専門用語がガンガン飛び交う訳ではないけれど、数学をフルに活用して大儲けするという内容だけに、ボーっとしていると数字が何が何だか分からなくなり混乱してしまう事も。そういう意味では、本当は気軽に見るべきではない映画かもしれません。とりあえず、最低限ブラックジャックのルールとカウンティングぐらいはさらりと下調べした方がより入り込み易いです。

ちなみにカウンティングですが、裏技とは言ってもこれは異常な記憶力と計算力があって成立します。真似をしようとしても凡人にはまず不可能です。くれぐれも真似はしないように、ってする人はいないだろうけど。

オススメ度は4+。ぐだぐだ見るよりも、軽く緊張して見るのに丁度良い映画です。見た後、自分が軽く賢くなった錯覚も味わえます。

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