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THE BATMAN−ザ・バットマン−

悪が蔓延り混沌とするゴッサムシティで、若き実業家のブルース・ウェインは独自のコスチュームをまとって二年以上に渡り悪と戦い続けてきた。
ある日起こった殺人事件で、被害者の体にはバットマンに宛てた手紙が貼り付けられていた。中には暗号化された文章と暗号表があり、ブルースは犯人の捜索と暗号の解析に乗り出す。


DCコミックス原作の有名シリーズ、その映画化の何度目かのリブート作品です。
バットマンが悪の跳梁跋扈するゴッサムシティで奮闘する構図はいつもの通り。ブルース・ウェイン、アルフレッド、ゴードンらが本作では出演します。
権力者ばかり狙う謎の犯罪者リドラーを追っていく展開です。しかしこの内容が結構冗長で、それなのに大して残虐性やインパクトも無い雑なやり口なのがいささか引っかかりました。今回のバットマンの戦闘スタイルも正面から堂々と現れてアーマーで銃弾を跳ね返しながらぶん殴っていくストロングスタイル。大雑把さを特色にしていくかと思えば、やたら人間関係の背景が複雑に入り組んでいったり、なんだかどうにもちぐはぐな出来に感じました。これ上映時間は半分くらいにまとめられるよね?と思ってしまいます。
最後にジョーカーらしき人物が出てくるのだけど、これ今度こそシリーズ化するのかな? その割にブルースの背景とかまるで描かれておらず人間味が薄く思ってしまったのはどうにもなあ。

オススメ度は3+。とりあえず出だしはこんなもの、といった感じです。いささか冗長で退屈にも思えるかもしれません。

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