Lazy Bear

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クリード 過去の逆襲

かつてヘビー級チャンピオンまで上り詰めたアドニスだったが、今は一線を退いてジムの運営をしながら後進の育成に励んでいた。
そんなある日、同じ孤児院で育ったデイムと再会する。デイムは18年の刑期を終えて出所したばかり。そんな彼がまだボクシングを続けたいということで自らのジムへ招いた。
次世代のチャンピオンであるフェリックスのスパーリングパートナーとしてデイムを当てたのだが、そこからデイムは徐々に内に秘めた本性をさらけ出していく。

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「ロッキー」シリーズのスピンオフであるクリードの3作目になります。本作の監督は主演のアドニスを演じるマイケル・B・ジョーダンが務めています。
今回はアドニスの過去にまつわる話です。親友であるはずのデイムとの確執がエスカレートしていき、最後にリングで決着をつけるという王道の流れ。なんだけれど、なんかこうしっくり来ない感じがあります。フェリックスとヴィクターがあまりにとばっちりが過ぎるのと、デイムが急に強くなりすぎだろという違和感。あとプロライセンスが有耶無耶なのも気になりました。ロッキー・ザ・ファイナルでは割と試合のリスクとかライセンスのことを入念にやってたのになあ。今回も例外的な試合だというのに。最後の試合の演出も実際あんましっくり来なかったところがあります。
とは言え、ちゃんと王道の流れは押さえているのでそれはそれで良かったかなという感じでした。ただもうちょっと脇役達も大事にやって欲しいかなあという気がしないでもないですけど。それと本作はロッキーが登場しません。クレジットにはスタローンの名前はあったんだけどね。前作でロッキーはもう綺麗に終わったからという感じかなあ。もしくは予算的な都合か。

オススメ度は4。色々と気になるところはあるけれど、それなりに楽しめる内容かなと思います。

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