Lazy Bear

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バーン・アフター・リーディング

CIAの諜報員だったオズボーンは、自身のアルコール依存症を理由に辞めることになってしまう。しかし今後の生活のためも含め、CIAの内部情報を腹いせに暴露してやろうと執筆を始める。だがその資料であるCD-ROMをフィットネスセンターへ落としてしまう。
CD-ROMを拾ったテッド、その内容を知ったチャドとリンダは大金をCIAからせしめるべく、オズボーンを脅迫する計画を立てる。

監督は「レディ・キラーズ」や「ノーカントリー」のコーエン兄弟。

予告編を見た印象だとクライムサスペンスというよりコメディな印象があったのですが、実際に見てみるとやはりクライムサスペンスでした。登場人物が多く、そのどれもが一癖も二癖もあるような者ばかりで、どこかしらかで関わりあっている、いわゆる群像劇に近いような印象でした。
結局のところ、オズボーンがCIAを辞めるあたりが騒ぎの発端になっている訳ですが、CIAがそれを今一つ正確に認識していないで愚痴をこぼしているように僕は思いました。で、それはともかくとして、予告で散々驚愕のラスト云々を煽っていたけれど、別段驚愕する所もなければ、みんなでぐdぐだ足を引っ張り合って唐突に終わりという感じが否めません。誰も全体の流れを分かっていないというコメディか皮肉なのかとも思ったけれど、その割りにさほど面白い訳でもなく、単なる駄目人間の品評会だったという印象の方が強いです。

オススメ度は3−。多分大勢の人がスタッフロールが流れた時に首を傾げるんじゃないかと思います。特に笑える訳でもなく、凝ったトリックがある訳でも無いので、過剰に期待すると痛い目を見てしまいそうです。

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