Lazy Bear

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プロデューサーズ

落ち目の舞台プロデューサーのマックスと、プロデューサーを夢見る会計士のレオ。
二人はある日、舞台は時としてヒットするよりも初日打ち切りになるほどの大コケをした方が遥かに儲かる事に気が付く。
意気投合した二人は早速、史上最悪の舞台を作るべく、最悪の台本に最悪の演出家、最悪のキャストを探し始める。


この作品はセリフと歌との入り混じったミュージカル風の映画です。

尺は130分とそれほど長いものではないのですが、歌で進む展開が多々あるせいか少々冗長的で退屈に感じる事も少なくありませんでした。
ただし、コメディの要素は非常にレベルが高かったと思います。主人公二人の他、脇役陣もかなり個性的で存在感があり、一笑いも二笑いも持って行きます。主な笑いの種類ですが、7割がシモネタで3割が思想関係です。
最悪の台本についてですが、確かに凄まじいものでした。マックスが評する通り、開幕直後にはあらゆる人種宗教を敵に回しそうです。「こんなものを上映していいの?」と一瞬思いつつも、それをうまく利用して笑いへ持って行く、この展開は素晴らしかったです。

中盤以降はとにかく笑わせられる作品でした。スタッフロールも終わりにオチがついているので、場内が明るくなるまで席を立たないで下さい。

オススメ度は4−。気軽に笑いながら見れる映画です。ただし、シモネタが苦手な人にはあまりオススメできません。人によっては割とキツく感じるネタが多いので注意して下さい。

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