南極料理人
西村は南極の中でも僻地である南極ドームふじ基地へ派遣される。西村の役割は料理担当として、基地で勤務する８人の食事を管理することだった。
この映画は去年公開されたものですが、たまたま見逃していた所を映画館で特別上映されていたので見に行ってきました。
主演は堺雅人。原作は、実際に南極で勤務した西村淳のエッセー本です。
南極という特異な場所での人間ドラマが主な内容になります。日本で生活している時とはまるで勝手の違う南極での生活で、勤務している各々の個性が強く出ているところが印象的でした。やはり冒頭で御飯を食べる時にそれぞれ違う食べ方をしているのが印象的です。
基本的にホームドラマに近い内容で、コメディ要素が多いと思います。それだけに割と小難しい事を考えず気楽に見られると思います。主演の堺雅人の料理シーンは、素朴ながら意外と美味しそうに見えました。これは結構大事な点です。料理が美味しそうに見えないと、この映画の魅力は半減ですから。
南極では、南極ならではの料理が出るのかと思っていたけど、実際は日本で普段食べるものとあまり変わらないようです。もっとも、伊勢えびのエビフライはちょっとどうかとやはり思いましたが。
オススメ度は４＋。気楽に見られる楽しいコメディドラマという感じです。また、南極の知らない生活事情も垣間見えるのが良いです。
Posted: 10 月 23rd, 2010 under 2010, 映画.
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