Lazy Bear

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ミスター・ノーバディ

2092年、人類は科学の進歩により死を克服していた。しかし、世界で唯一不死ではない人間が存在していた。その老人の名前はニモ・ノーバディ。彼は100をとうに越す高齢で、過去の事もほとんど覚えていなかった。

平行世界における主人公の過去話を織り交ぜた、非常に抽象的でファンタジックな内容の映画です。ジャンルとしてはSFというよりも、ファンタジーに近いのかもしれません。
主人公の生い立ちから描かれるものの、もしもあそこで選択肢を変えていたら、という場合の展開が幾つもあり、そのため誰と結婚したとかどんな仕事をしているとか、全部を収束すると矛盾だらけになります。だからこその平行世界なのだけれど。

結局の所映像美ばかりを押して、肝心のストーリーは難解というよりも不条理漫画のようなナンセンス系一歩手前という印象を受けました。ラストも綺麗にまとめているようで結局何一つ明らかになっておらず、うまく濁しているつもりがうまくも無いので、疑問符ばかり浮かびます。また、正直なところ面白くもなく冗長したシーンが何度も続き、セリフ重ねの演出がしつこいので、中盤は特に退屈でした。もうちょっとうまかったらな、と何度か思ったりも。

オススメ度は3−。自己満足的な作りなので、あまり万人向けという内容ではありません。思春期をこじらせた人向けなのかもしれません。

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