Lazy Bear

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テイカーズ

5人はプロの銀行強盗グループで、年に1度だけ大きなヤマを踏んで荒稼ぎし、その金で豪遊する生活を送っていた。ある日、ヤマを終えた直後にかつての仲間で、以前に踏んだヤマで逃げ遅れて逮捕され収監されていたゴーストが出所して姿を現す。彼は大きなヤマがあると5人へ持ち掛けてくる。しかし、決行までの時間は少なく、また1年に1度というポリシーからも外れているのだが。


主演はマット・ディロン、ポール・ウォーカー、ヘイデン・クリステンセン。意外と豪華なメンツでのクライムアクションです。
強盗グループと、それを追うロス市警の対決構造のような映画ですが、実はゴーストという第3勢力も居る、意外と話が入り組んだ映画でした。それぞれ思惑があって動いているのだけれど、取り敢えず5人グループは慎重なようで肝心な時の判断がいい加減なのが気になりました。理由があって仕事の間隔を1年と決めているのに、あっさりとゴーストの誘いに乗った上、後からあいつは信用出来ない、とか言い出すのは、ちょっとおかしいとしか思えませんでした。ゴーストは頭は回るのだから、もっと口八丁手八丁で立ち回っても良かったかも知れません。
ロス市警組は、案外目立っていないというよりかは、キャラがかぶっていたりあまり感情移入出来る部分がなかったり、今ひとつ視線を合わせられない感じでした。別に無理に絡めなくても良かったのでは、と思える箇所が多々あります。
話の主軸となるのが、5人組とゴーストとの部分であって、そこだけ重点を置いた方がブレがなくて良かったのではないかなと思います。

オススメ度は3+。クライムアクションとしてはさほど突出した出来栄えというものでもありません。それなりに小奇麗にまとまった感じの内容です。

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