バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
元同棲相手の借金200万を背負わされた田中真弓は、母真理子の突然の訃報に呆然としていた。
それでも借金取りに容赦なく追われる日々を送っていたが、そんな彼女の前に突然謎の男が現れる。彼の名は下川路功、財務省の官僚だった。
阿部寛と広末涼子が主演するコメディータッチの映画。バブルを知らない世代がバブル期へタイムスリップするという奇想天外な内容です。
タイトルや設定からしてあまり期待せず観に行ったんですが、思っていたよりも面白い作品でした。今思えば正気の沙汰とは思えなかったバブルの好景気を、バブルを知らない世代が体験するというのは意外と興味深いなあと思っていたら、懐古に走り過ぎない程度にほどよくまとめられ、「あー、あったあった」と思いながら楽しめるように作られていました。
僕は81年生まれなので好景気というものを実感していなかったんですが、当時の流行は割と覚えていたので、ヒロインと似たような反応を楽しめました。それよりも後に生まれた人には伝わらないかなあ、とも思ったけれど、細かすぎない程度にきっちりバブルというものについての説明が入っていたので、流行以外は楽しめるかと思います。
ただ、このタイトルは非常に戴けない。確実にタイトルだけで損をしていると思います。もうちょいシンプルにまとめた方が良かったかも。
オススメ度は4−。家族やカップルで楽しみながら見られるコメディです。ただ、年代的に全く内容が理解出来ない可能性もあるので、その辺りは注意した方がよさそうです。
Posted: 2 月 10th, 2007 under 2007, 映画.
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