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アベンジャーズ

ニック・フューリーの指揮のもと、キューブと呼ばれる謎の物質の研究が進められていた。しかし、アスガルドの神の一人であるロキが突如出現。キューブを奪い、職員を何名か洗脳して連れ去った挙句、施設を破壊して逃亡する。
この件を重く見、地球規模の脅威になると考えたフューリーは、かつて凍結されたアベンジャーズ計画を復活させる事を決意する。その計画とは、人智を超えた能力を持った超人たちを集めてチームを結成する事だった。


マーベル・コミックの人気キャラクターが一堂に会する、実に豪華な映画です。登場するのは、アイアンマン、ハルク、キャプテンアメリカ、マイティ・ソー、ブラックウィドウ。過去に映像化された作品については、ハルク以外は同じ配役になっているため嬉しい限りです。
敵役であるロキが宇宙からの侵略者と手を組み、地球を我が物にしようとする展開でした。それを阻止するために超人たちが集められるのだけれど、基本的には烏合の衆でまとまりはなく、集まりは早かったもののかなり不安定な感じでした。過去の作品からの印象だと、アイアンマンことトニー・スタークがハルクことブルース・バナーを煽ったりする展開かな、と予想していたんだけれど、案外指揮官も含めて煽り合う酷い不調和感でした。一応ロキの策略ではあるけれど、これだけまとまりが無かった彼らが、最後にチームとしてまとまっていくのは、見ていて安心感があって気持ち良い印象でした。

アクション部分は、3Dの効果もあるけれどかなり迫力があり、映像とSEと凝っていました。敵兵士のデザインは無個性過ぎたかなあという印象もありました。結局ヤラレ役だから、あまり気にはならないけれど。

物語自体は、端々に過去のそれぞれの作品の話が絡んでいて、関連作品を見たことのある人はニヤッと出来ると思います。また、特に見ていなくともさほど影響のない話にもなっています。予備知識はあった方がいいかもしれないけど、必須では無いだろうという構成でした。

本作はアイアンマンとその他大勢になるだろうという危惧があったのだけど、案外活躍の場がどのキャラクターにもあって、バランスが良く出来ていました。確かにアイアンマンは一番興行成績が良くて見せ場も多かったけれども。

オススメ度は4−。がっちりエンタメしているアクション映画です。シナリオよりも登場人物の豪華さと、派手なアクションを重視して見るのが良いでしょう。とにかく楽しいお祭映画です。

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