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アメイジング・スパイダーマン2

スパイダーマンとしてヒーロー活動に勤しむピーターだったが、恋人のグウェンとの関係はうまくいっていなかった。そんなある日、オズボーン社の社長が死去したニュースを目にする。そこでピーターは、かつての親友だった社長の一人息子であるハリーの心情を案じ、彼の元を訪れる。そこでピーターは、ハリーが死に至る奇病を発症している事と、それを治すにはスパイダーマンの血液が必要だと頑なに信じ込んでいる事を知る。


主演はアンドリュー・ガーフィールド。今回の敵役として、ジェイミー・フォックス、デイン・デハーン。
リブートしたスパイダーマンシリーズの第2弾。キャストも前作とそのままです。
今回は電気を操る超人、マックスことエレクトロが登場します。そんな彼の身の上ですが、どうにも孤独で憐れむようなもので、最初の内はあまり敵意を持ち難い相手でした。ただ、彼の力の凄まじさととにかく暴れ出すととんでもない被害となる事から、段々とやはりこいつはスパイダーマンの敵だなあと思うようになります。
その一方で、ピーターの親友であるハリーの存在が非常に重要になります。彼は余命が幾許も無い事を知ってなかばヤケ気味になっており、そのために行動にも躊躇いが無く、彼が今回のエレクトロと共闘するのも致し方ない状況と言えます。
アクションは前作よりもスーパースローを使った演出が増えたように思いました。正直な所、この演出はあんまりスパイダーマンらしさを活かせているようには思えなくて、どうもイマイチに思いました。それと、ヒロインとの絡みのシーンになると途端にグダグダになるのもなんだか引っかかります。それ以外はテンポ良く進んでいるので、やたらここが気になって仕方ありませんでした。
相変わらずのダイナミックなカメラワーク、スパイダーマンの飄々とした言動は非常に楽しめました。エレクトロやグリーンゴブリンとの決戦も非常に迫力があってのめり込めます。しかし、その後のエンディング付近は蛇足過ぎて要らないようにすら感じました。やっぱりこのヒロイン絡みは作品の質を落としているような気がします。まあ、もう見なくて済むんですけれど。

オススメ度は3+。とりあえずシリーズや前作のファンにはオススメ出来る内容です。やはり抜群のカメラワークは見所の一つなので、3D観賞を推奨したい所です。

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