Lazy Bear

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ダイ・ハード4.0

アメリカで突如あらゆるライフラインをコントロールするシステムが次々とダウン、FBIはすぐさま容疑者候補としてサイバー犯罪のブラックリストに載る人物の連行を開始する。
娘との溝が深まるばかりのマクレーン刑事は、上からの命令でマットというハッカー青年を連行すべく彼の自宅を訪れる。しかし、突如その部屋は武装した男達に銃撃を受ける。


ブルース・ウィリスに不幸キャラのイメージを定着させたとさえ言われる大人気シリーズの第四弾。
今回は単なる潜入だけでなく、銃撃戦やサイバー物、カーチェイスに取っ組み合いと、まさにアクション映画の要素を片っ端から余す事無く詰め込んでいます。

ストーリー自体はさほど伏線らしい伏線も無く、マクレーンが序盤はボヤきながら悪人を倒し、後半は自ら突入していくといった非常に単純なもの。アクション映画としても特筆することも無く安定した出来映えのものです。今となっては、(全体的な質の低下のため)無難なアクション映画すら希少なだけに、下手な冒険もせず真っ向からアクション一つで勝負した姿勢は潔さすら感じます。また、綺麗にまとめてはいるものの、あくまでダイ・ハード色は捨てておらず、「ああ、これはやっぱり続編だ」と感じさせる演出も忘れていないのが好印象です。

オススメ度は4。シリーズのファンなら安心して観にいける納得の内容です。下手な小細工無しの映画のため、気軽に見に行くにはもってこいの一本でしょう。

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