Lazy Bear

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悼む人

坂築静人は、全国を巡りながら死亡現場で死者に悼む事をしていた。それを訝しさと好奇心で見ていたライターの蒔野は、静人の事を調べつつ自身の運営するサイトでも彼の情報収集をしていた。やがて静人は、夫を殺した過去を持つ奈義倖世と出会い行動を共にするようになる。倖世もまた静人の行為には懐疑的で、それは悼む事ではないとも考えていた。


主演は高良健吾。
赤の他人の死を悼み続ける青年と、その周囲の人間模様を描いた作品。何故主人公の静人は人の死を悼み続けるのか、それが一つのテーマとなっている作品です。ただ正直な印象として、静人自体が何の物語も引き起こしてはおらず、ただのモブのようにしか思えませんでした。迷惑な変人という存在はそのままにし、主人公を変えた上でそれに振り回される様相を描いた方がまだ面白かったのではないかと思います。ストーリーの展開も、中盤から安っぽいホラー要素と人間ドラマに走り始め、置いてけぼりのまま終わってしまったように感じました。結局は主人公は自己満足でやっていたにしか過ぎず、それについて何がどう変わるといったものもありません。ただただ悼むという自己満足に酔っただけの作品と見られてもおかしくないような気がします。

オススメ度は3+。あらすじでの期待値程ではありません。時間もそこそこあるので、ある程度覚悟した上で見るのが無難なように思えます。

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