Lazy Bear

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トランスフォーマー

中東クェートに駐留していたアメリカ軍は、謎の攻撃を受け壊滅してしまう。ただちに国防総省は事件の真相追及、及び攻撃して来たものの正体を突き止めるべく調査にかかる。

高校生のサム・ウィットウィッキーは、A評価三つと2000ドルとを引き換えに父親から車を買ってもらう約束を遂に果たす。しかし父親に連れられたのは中古車ディーラーの元だった。そこでサムは一台のスポーツカーと出会う。

マイケル・ベイとスピルバーグという豪華タッグによる話題作。
トランスフォーマーと言えば、男の子なら誰もが子供の頃一度は目にしているはずであろう有名なあのアニメ。そして関連グッズである変形する玩具も持っていたという人は少なく無いと思います。

この作品ではアニメ版のストーリーは関係無しにほぼオリジナルの脚本が使われていました。かなり単純でスカスカな内容だったので、おそらく子供向けを意識しているのだと思います。

見所は何といってもロボット生命体の変形シーン。とにかく面白いほど良く動いて自在に変形を果たします。ロボットモードの時のどこか愛嬌のある仕草も秀逸です。
おそらくフルCGで作られているとは思いますが、トランスフォーマー同士の戦闘をあえて街中でやるという暴挙には度肝を抜かれました。これの製作にどれだけの労力と時間を注いだのか、考えるだけでも気が遠くなります。そのためかあまりに自然に街中に存在している事が当然のように思えてきます。トランスフォーマーが大好きだった僕には、これだけでも十分満足でした。

二時間を越える長い尺でしたが、割と時間を感じさせない適度な緊張感のある作品でした。ただ、終わって劇場を後にし思い返すと、ロボット同士の戦闘しか印象に無い映画でもあります。つまりCGでリアルに作られた映画を見に行っただけのような気がしました。

オススメ度は4−。男女で好き嫌いがかなりはっきり出る作品です。トランスフォーマー好きだった人なら間違いなく観に行って損は無いでしょう。しかし興味の無い人には何が面白いのかまるで理解できないと思います。一緒に見るならばロボット好きの人と行く事をオススメします。

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