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クーデター

水道技術者のジャックは、家族と共に東南アジアの国へ海外赴任する。しかし入国して間もなく、首相が暗殺されクーデターが勃発する。国中に外国人排斥派が溢れかえり、外国人と見ただけで殺される異常な状況に陥ってしまう。ジャックは家族を守るべく、この状況の中宛もなく家族を連れて逃げ惑う。


主演はオーウェン・ウィルソン、ピアース・ブロスナン。
モデルとなった国はマレーシアかカンボジアでしょうか? 海外で寄る辺なく終始命を狙われ続けるという状況に陥る、パニック映画で分類は良いか微妙なところです。とにかく息の詰まるような緊張感が延々と続き、その間は命の危機と人間の凶暴性や狂気のオンパレードという、全く息つく暇のない作品です。
まるでジェットコースターのような展開ながらも、きちんと持ち上げて落とすエンタメの基本をなぞっていて、ただただ逃げ惑うパニックムービーとは違います。政治的な背景もさることながら、主人公の家族思いで平凡な人間像は翻弄され続ける状況にマッチしていると思います。もっとも、この手のジャンルのお約束で、主人公は一般人のはずなのに妙に銃器の扱いに手馴れている、というのはあるけれど。アメリカではある程度の身分の人は銃器の訓練を受ける文化でもあるのでしょうか?? 映画的な都合だとは思うけれども。
ピアース・ブロスナン演ずる謎のタイガーキラー氏は、本当に良い味を出していました。ピアース・ブロスナンだからチョイ役って事は無いだろうとは思っていたけれど、彼の出ているシーンは冗談抜きで全部カッコイイのが凄い。何気に名脇役として活躍していると思います。

オススメ度は5。緊張感の続く疲れる映画ではあるけれど、裏を返せばそれだけ没頭できる映画でもあります。描写がそこそこ過激ですが、間違いなくオススメ出来る一本です。

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